いま知りたいESD対策 #3 PBi Shapesの紹介

いま知りたいESD対策 #3 PBi Shapesの紹介

PBIアドバンストマテリアルズではカーボンファイバーではなく、より細かいカーボンナノチューブ、カーボンブラックや導電性セラミックを使用しております (カーボンファイバーを使用したグレードもございますが、単純に繊維による補強効果を狙ったもので、導電性の制御には利用しておりません)。

いま知りたいESD対策 #2 表面抵抗の測定方法

いま知りたいESD対策 #2 表面抵抗の測定方法

ESD対策を行う上で表面抵抗率は重要な因子で、表面抵抗率により材料を分類することができます。その中で、静電気拡散性材料はESD対策には有効です。静電気を発生させたくなければなるべく低い表面抵抗率のものを、ESD発生時に急激な放電を生じたくなければなるべく高い表面抵抗率のものを選択することになります。

いま知りたいESD対策 #1 ESD (静電気放電) とは

いま知りたいESD対策 #1 ESD (静電気放電) とは

電子デバイスは設計段階で十分にESD対策はなされておりますが、それでも完全にESDによる回路の破壊を防ぐことは難しいです。そのため、電子デバイスに触れる梱包材料、搬送部品、検査治具等はもちろん、検査する人のESD対策等も重要です。代表的なESDを対策としては、以下の方法が考えられます。

あのつ台第2工場が本格稼働を開始

あのつ台第2工場外観

2018年6月に着工、同10月に竣工式を開催した「あのつ台第2工場」は、新規生産設備の搬入・設置・調整を完了し、2019年2月から徐々に稼働を始めております。2019年4月に亀山工場の設備も移設し本格稼働を開始します。

超高耐熱性ポリイミド SCM8000 series 開発中

超高耐熱性ポリイミド SCM8000 series 開発中

SCM8000 seriesは、宇部興産製ポリイミドを原料に、PBIアドバンストマテリアルズのPBIメソッドにより成形した切削加工用素材です。宇部興産製ポリイミドはビフェニルテトラカルボン酸 (BPDA)をベースにしており、従来のポリイミドに比べて大幅な「耐熱性の向上」、「吸水性の低減」を実現しております。特に、荷重たわみ温度は480°C程度と樹脂材料の中では最高域に達します。

あのつ台第2工場 竣工式

あのつ台第2工場 竣工式

佐藤ライト工業株式会社は、あのつ台工場の拡張工事の完了に伴い、10月1日に竣工式を執り行いました。

半導体製造分野等で高まる需要に応えるため、PBI、PI、TPI、PEEK等スーパーエンジニアリングプラスチック素材の生産能力を現状の約2倍程度に増強します。新規生産設備導入、生産工程の徹底的な見直しによる最適化を行い、お客様のご要望に迅速に対応できるようになります。